DNAでたどるオサムシの系統と進化 英文タイトル:Molecular phylogeny and evolution of the carabid ground beetles of the world / 大澤省三, 蘇智慧, 井村有希著実家の整理をしています哲学書房2003年刊定価9800円+税所謂”昆虫学”分野の専門書ですただし “とっても興味深くって、面白い”専門書です帯(腰巻)に養老孟司さんが「このオサムシの研究は、わが国で近年もっとも優れた科学上の業績ではないか。なにしろ面白い。」と記していますが、読んでいて学門の進化を実感します従来の形態学主体の系統分類・種分類に一石を投じる意欲作。オオオサムシ属の系統の成り立ちを DNA分析によるエビデンスベースで論考を進め辿っていく手法は、他の分野でも十分活用できますマイマイカブリの亜種分化の成立過程時期、多島化による孤立、エゾマイマイは本州北端のキタカブリ起源説など興味は尽きません活字主体の本ですが、効果的なカラー写真や系統樹図など 素人が見ていてもDNA分析の凄さを実感する興味深い本に仕上がっていますカバー、帯付哲学書房2002/3/1刊264ページISBN-10 : 4886790763ISBN-13 : 978-4886790767当日発送にはお応えできません 翌日以降の発送です